五行歌誌 彩 Sai

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月刊五行歌誌 彩

彩6月号 花かごより

彩6月号より

彩6月号の冒頭ページの作品です。


風花さんの作品は散りゆく八重桜の寂しくも美しい風景。生きとし生けるものには全て終わりがあるということを痛切に伝えてくれます。
だからこそ、私たちは一日一日と大切に生き抜いていかないといけないなぁと。

神永さんの作品には、人と人とのつながりの温かみを感じますよね。
確かに、言葉よりも先に届く心というものがあるのかもしれません。
そういった目には見えない「心」をこうして言葉で、五行歌で表現されているのは素晴らしい!

山野さんのお歌、自分もそうありたいと思いますよね。
向かい風を飲み込んで、己を大きくするという気持ちの強さに憧れます。
逆境にもけっして挫けない子どもたちと歌人さんの姿を想います。

作野さんの作品、子を産んだ親はやがて先立ちます。
子どもたちの未来のために何ができるのか、考えながら子育てをするわけですが、そう長くはないと言ってよいでしょう。
命尽きても、我が子を見守り続けたいという温かくて優しい気持ちと固い意思が感じられますね。

蒼さんの作品、私はタンポポを想いましたよ。
搬入口はさまざまな人たちが通るところ。おそらく、この黄色い花も踏まれてばかり。それでも力強く、咲き続けているのでしょう。
種を残していくという野心があるのかな。自然の姿には学ばされますね。

今田さんのお歌は幻想的な怖さをはらんでいます。
幽鬼というからには、禍々しい存在なのかな? この世に紛れ込んでいて、人々に悪さをするのでしょうか。
でも、今田さんは「紛れ込んでいるのは/私の方かもしれない」と感じています。
私の方が幽鬼よりも、よほど不可思議で危うい存在であると。
今田さんに限らず「人間」としての自分を見つめ直したくなりますね。

長松さんのお歌、なんとも切ないなぁ。
叶えても幸せになれない想いがあるなんて。
幸せの形は、いろいろとあると思うのですが考えさせられますね。
あまり詳しい話をあれこれと書いていないのが、このお歌の好いところ。
読み手がさまざまなシチュエーションを自分に重ねて、想像が広がります。

鶴姫さんはご亭主を亡くされて、今はけんかもできなくなりました。
「浮き世」とは「変わりやすい現世」ということ。
今の自分、今生きているこの世はあっという間に失われてしまうものだと気づかれたんですね。
ほんとうに悲しいことですが、これからもご亭主とのたくさんの思い出を胸に五行歌を書き続けていただきたいなぁと切に願っております。

6月号にも素晴らしい作品がいっぱいです。ほんの少しだけ、ご覧いただきましたが興味のある方はぜひ無料の見本誌をご請求くださいね。
メールでもお電話でも、彩編集室までどうぞ!

彩5月号 花かごより

彩5月号より

彩5月号の冒頭ページの作品です。


川添さんの作品、入試前日に緊急入院手術となってしまうなんて本当に大変な思いをされましたね。ご本人もご家族もどんなに辛かったことでしょう。
それでもくじけずに、一年後に手にした合格通知。気が気でなかった一年間。
努力が報われて本当に良かったですね。読後、私も嬉しくなりましたよ。

いぶきさんは新潟県の方ですが、春が遅かった昔を想われているのですね。
私も信州におりますが、やはり桜の開花は今よりもずっと遅くてゴールデンウィーク辺りだったと記憶しています。
温暖化のせいでしょうか、今年は殊に花たちが咲き急いでいたような気がします。

吉峰さんの作品は五行いっぱいに、ひ孫ちゃんが生まれる喜びが詠われています。
鯉のぼりも注文しなくちゃね。嬉しい気持ちがカタログの青空をさらに清々しいものにしているのでしょう。
ひな人形にしても鯉のぼりにしても今はコンパクトになりましたよね。
丈高く、大きな鯉のぼりって揚げないようですが、昔ながらの立派なものを買ってあげるのかしら? ひいおばあちゃんは、きっと奮発しちゃうかも。

ほりかわさんの作品に思わず「うん、うん」ってうなずいちゃう歌人さんが多いんじゃないかなぁ。
どういうわけか、書けない時ってありますよ。でも、それは皆一緒だと思いますから落ち込まないようにしましょうね。
心を静かに澄ましているうちに、きっと言葉が浮かんできますから。
気を張らずに、ゆったりと作歌を楽しみましょうね!

舩津さんの作品には、じぃちゃんへの変わらぬ愛情が感じられます。
じぃちゃんにはもう会えないけれど、川に気持ちが宿っているから、眺めていれば寂しくないよ。大切な人を失って、寂しい思いをされている方々がこの世にたくさんいらっしゃるはずなので、ご一読いただきたい作品です。

唐鎌さんのお歌のとおり、自然のものは全て、時の流れに従って淡々と自らのすべきことをしていきます。
誰が見てくれているわけではなく、自分の思いのままに。いや、思いというよりも本能的な、どこかから授かったものに助けられながら進んでいるのかな?
不思議なんですけどねー、考えさせられます。

中奥さんの作品には思わず、ふふふっと(笑)。
「玉杓子から直接、味見するなんてお行儀が悪い!」と叱られてしまうんだけど、火傷しそうで心配ということもあるかもしれないよ。
ついつい、やってしまうんでしょうけど。私も気をつけまーす。

松村さんのおっしゃるとおりよね。
「何とかなるさ」と思うことが大事なのでしょう。始めるまでが思いきれないというか、勇気が出ないんですけど。
そう、始まれば何とかなりますよね。時間は勝手に流れて行くんだもの。自分を信じましょう。

5月号も心に響いてくる作品がいっぱいです。ほんの少しだけ、ご覧いただきましたが興味のある方はぜひ無料の見本誌をご請求くださいね。楽しんでいただくだけでも嬉しいので、よろしくお願いいたします!

彩4月号 花かごより

彩4月号より

彩4月号の冒頭ページの作品です。


綺羅さんの作品は素敵な恋の歌。
かわいらしい花びらのような人がとまってくれたら嬉しいですよね。
もう恋をすることはないと思っていたのかしら?
忘れかけていた鼓動がふたたび熱く動き出します。

高森さんの作品はちょっと怖いけれど、未来を見通しているような。
歴史が止まる時は全ての人間が地球上にいなくなる時なのかもしれません。
草原だけが残る……そんなふうにならないためにできることは何だろう?
知力や心、感情を持った動物として考えさせられます。

川添さんの作品には、ジブリ映画の『風の谷のナウシカ』に出てくる巨神兵が。
地球の全てを炎でなぎ払う力を持つ存在ですが、結局は完成しないままに腐って溶けてしまうシーンがありました。
震災における原発事故は人災であるとの指摘もあります。しかしながらエネルギー不足の懸念もあり、政治的な舵取りは難しい。
いずれにせよ、美しい日本の自然とともに生きてゆく私たちの生活をなんとか守りたいものです。

作野さんの作品に描かれているように「産声を上げれば、死も生まれるのだ」ということを私たちは自覚しなければ。
朝の光に包まれて幸せであると同時に、死の粒子も手の中にある。
そう考えてみると、今日の一日を大切に生きたくなりますよ。

八木さんの作品は、とっても前向き。
思うように動かない指だけれど、がんばってボタンをいっぱいはめているうちに調子が良くなるだろうと考えられれば清々しい。
どんなことがあっても、感謝の思いを忘れない歌人さんに脱帽です。

山田乃さんの作品には今だからこそ、大切にしたい思いがあります。
世界中に戦争が広がってゆくような時勢。誰が止められるのだろう?
被爆国である日本でさえも武器を売ることになるなんて、おかしくないでしょうか?
「?」ばかりが心に浮かぶ今、戦争を体験したお父さんの時計の語る物語に耳を傾けたくなります。

本嶋さんの作品には、生きる力強さを感じました。
新年の幕が開き、寂しさよりも生きていることの喜びを感じていらっしゃいます。この命があるって、ほんとうにありがたいこと。
こうして五行歌で思いをつなげている私たちは歌友さんとともに生きているのですよね。

今田さんの作品は哲学的。
人間ですからねー、欠落もあるし、心も渇く。
「一点の蛍火みたいな愛しさ」という言葉の妙。あまりにも小さな光だけれど、愛がある。読んだ私も救われる思いがいたします。

4月号も個性豊かな作品がいっぱいです。ほんの少しだけ、ご覧いただきました。興味のある方はぜひ無料の見本誌をご請求くださいね。楽しんでいただくだけでも嬉しいので、よろしくお願いいたします!

彩3月号 花かごより

彩3月号より

彩3月号の冒頭ページの作品です。

平さんのお歌には私も唸らされました。だって「しぼりかす」がこんなに美しい名前をもらえるなんて! 日本人、日本語の感性の素晴らしさが存分に表現されています。
私自身も「かす」みたいな者だと思っているので励まされました。

蒼さんのお歌には温かさと清らかさを感じます。白湯が一時期、とても流行ったことがありました。
すこやかな体に染みとおる白湯と言いますか、この方の笑顔が心を優しく温めてくれたのでしょうね。

日向さんのお歌を読むと元気が出ます。大吉じゃなくてもいいんですよね。
小さな幸せを育てれば良いのだと気づかされます。
「トキメキラメキ」という言葉が幸せを大きくしてくれる魔法の呪文みたい。

作野さんのお歌、ほんとうに夜の前ってどうしてあんなに心細くなるのでしょうね。
すべてが「青に染まる瞬間」だからかな? 美しい青の風景に惹かれます。

かぜのあやさんの故郷は震災に遭った珠洲市。今もなお復興のために尽力されている方々がいらっしゃいます。
亡き従弟さんの被災者の方々に寄り添う、爽やかな笑顔が偲ばれます。

長松さんのお歌は、なんとも切ない。私の明るい光が、あなたの影を深めてしまうなんて。
本当は一緒にいたいのに、一緒にいてはいけないのではないかと悩んでしまいそう。

山田乃さんのお歌は昨今の物価高をポエジーに表現されていますね。
ガソリンや石油製品の不足も今後どうなることか、春になってもまだまだ懐は温まりそうにありません。心配です。

多賀さんのように「ふたご座流星群」に願いごとをしたくなりますが「一つの願いをくり返し」というところに注目。
一つの願いってなんでしょう? くり返したくなるほど強く願っているのですよね。この願いが叶うように、私も願いたい!

このようにいろいろなテーマで書かれている五行歌。
3月号の中のほんの一部ですが、お楽しみいただけると思います。
興味をお持ちになった方は無料の見本誌もご用意していますので、お問い合わせくださいね。

彩2月号 花かごより

彩2月号より

彩2月号の冒頭ページの作品です。

羽田さんの歌にはピーターラビットみたいにカモミールティーを楽しむ、癒しの時間が流れています。ゆっくり休みましょう。

堀川さんの歌には季節感がありますね。寒くなってくると菊の花だけがひとり咲き。美しくも逞しい菊の姿が見えてきます。

唐鎌さんのお歌はご近所さんとの温かなつながりが感じられます。柚子を差し上げたら柚子餡のロールケーキに変身して帰ってくるなんて、ありがたいですよね。

多賀さんのお歌は好きな歌い手さんが逝ってしまったのは寂しいけれど、いつまでも大好きな気持ちは変わらないのですね。

今田さんのお歌には、美しい雪の舞う心象風景が広がっています。冬枯れにも光が差し込むさまが神々しい。

芦田さんのお歌には「書く」ということの面白味が見えます。紙に作品を書くと鏡のように心を映し出してくれます。

八木さんのお歌で熊による被害は日本ばかりではないと初めて知りました。グローバルな問題なのですね。なんとか共生できないものでしょうか。

綺羅さんのお歌の「雪のすき間に見えた春の予感」って小さな花かな? 草の芽かな? 厳しいなか、小さくて健気な生命の姿が想われますね。

このようにいろいろなテーマで書かれている五行歌。
2月号の中のほんの一部ですが、お楽しみいただけると思います。
興味をお持ちになった方は無料の見本誌もご用意していますので、お問い合わせくださいね。

彩1月号 花かごより

彩1月号の冒頭ページの作品です。

青木さんの歌は奇跡のように現れたレモン彗星の恋の歌。素敵ですよね。

山田乃さんの歌は切実。今もなお戦争に苦しんでいる方々がいらっしゃることを忘れてはいけません。少年の絶望的なつぶやきが聞こえてきます。

かぜのあやさんの故郷は珠洲市。震災の影響は今も続いています。

本嶋さんのお歌も美しく熟した柿の実を見ながら、平和を祈っています。

信濃さんのお歌は亡きご亭主を思い出しています。前向きなお姿は今も胸に。

山野さんは亡きお孫さんを想うお歌。赤ちゃんだから、若いから、命を失わないということはないのですよね。

吉峰さんはお歳を重ねながら、常に挑戦を続けている歌人さん。にわか雨後の虹は儚いけれど美しい。またきっと虹は現れますよ。

長谷川さんは魚座なんですね。満月に希望を託して。きっと佳い道が見つかります。

このようにいろいろなテーマで書かれている五行歌。
1月号の中のほんの一部ですが、お楽しみいただけると思います。
興味をお持ちになった方は無料の見本誌もご用意していますので、お問い合わせくださいね。